プロフィール

田中ようた(ぼくは16角形)

Author:田中ようた(ぼくは16角形)
著者:田中ようた(ぼくは16角形)

漫画家・イラストレーター

お仕事依頼などはyotatanaka★gmail.comにお願いします。
(スパム対策です。★を@に変えてください)


mixiに登録しました。

僕は地獄にしか友達がいないので、人間の友人がほしいです。
よかったらマイミクになってください。

私については
私の師匠であり元月刊ガロ副編集長の白取様の、 「白取特急検車場」

こちら 「ブロ栗」様


こちら 「un-soka」様


をごらんください。



「ぼくは16角形」というサイトがいくつかあるみたいですが、私が本物です。


「ぼくは16角形」のペンネームで1996-2000まで「月刊ガロ」に投稿。
「16角形」とか「16」とか「ぼくジュー」とか、呼びにくいので、
ペンネームを「田中ようた」に変えようと思ってます。

大阪在住。暴力マンガと回想記を主に描いています。
近々上京予定?


このブログはお金目的でやるつもりはないので、
アフィリエイトは一切貼りません。

どれだけマンガを更新しても僕には一円も入りませんが、
みなさんが面白いと思っていただければ
これほどうれしいことはありません。

ペンネーム考え中。

「ぼくは16角形」というペンネームで描いてました。


1996年より漫画執筆を開始。

過去の作品や新作などを更新していけたらと思っています。

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雑誌掲載履歴

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無料漫画 マンガ・コミック 真夜中のリストカット
こういうとき、何を考えればいいんだろう?
楽しかったこと?
それとも、つらかったこと?

私の十九年の人生で、楽しいことなんて何もなくて、
ただつらいことばかりだった気がする。

痛いのかな。
でもたぶん痛いなんて考える暇もないんだろう。
一瞬でおわるんだ。

アナウンスが響く。

「新快速が通過します。黄色い線の内側でお待ちください」

包丁はもともと物を切るために作られたもので
人を刺すために作られたものじゃない。

電車だってそう。もともとは人を運ぶために作られたもの。
決して、人の体を粉々にするために作られたものじゃない。

こういうのをシニフィエとか、シニフィアンとかいうんだったかな。
大学の講義で習ったんだっけ。
退屈な講義だった。

大学の一回生のころサークル内の先輩にコクられて付き合うことになった。
先輩はビジュアル系のバンドでボーカルとギターをしてて
すごく人気のあるバンドで取り巻きもたくさんいて
なんで私みたいなのを選んでくれたのか知らないけど
そのうち私はサークルの女子の間で憎まれるようになって
シカトされ出していつのまにか輪の中から孤立しはじめた。
私はまだ処女で先輩にコクられたときはマジで舞い上がっちゃって
二つ返事でOKしたんだけど実は彼はただのヤリチンで
だれかれかまわず口説いてて特に処女キラーだってあとで知った。
彼のくどき文句は、

「えっ君って処女なの?でも大丈夫俺は痛くしないでできるから安心してね」

たしかに私もホテルでそういう風に言われた。しかも、めっちゃくちゃ痛くて泣いた。

そのうち先輩には別の彼女ができて
(私の処女を奪ったら興味を失ったのかとたんに距離を置かれた)、
サークルでは私の孤立が続いてて大学に行くのがほんとにイヤになったから、
授業そっちのけでバイトをはじめた。

居酒屋のバイト。
バイトの先輩にすごくやさしい人がいた。
はじめてあったときからなんだか好意を持てた。
どことなくサークルの先輩に似た、茶髪の人。まじめそうで、でも目は鋭かった。
今はこんなとこでバイトしてるけどいつかは武道館でライブをするのが夢だって言ってた。

バイト帰りに寄った公園で彼が私に告白してキスしてくれたとき、
実は初日からミキちゃんのこと好きだったんだよって言ってくれた。
すっごくうれしかった。

正式に付き合うことになって、私は彼の下宿で一緒に住むことにした。

はじめはすごく仲がよかった。毎日一緒のベッドで寝て、彼の胸は暖かくて幸せだった。

彼が豹変したのは私がサークルの例の先輩とメールしてたのがばれたから。

彼は私を拳で殴った。
「本気で殴ったんじゃないからな俺は女を殴るタイプじゃないしフェミニストなんだからな
今回はお前が悪いんだぞだってお前は俺以外の男と関わろうとしたんだからな
俺が本気で殴ったらお前は今頃墓の中にいるんだぞ昔ボクシングやってたんだからな」

そう彼は言ったけど、たぶん本気で殴ったんだと思う。

だって私は鼻の骨を脱臼した。

男の人って一度女性に暴力を振るうととクセになるらしくって
その「鼻脱臼事件」以降、ことあるごとに、些細なことで彼に殴られた。
殴った後彼はいつもおまえのために殴ったんだお前は体が痛いかもしれないけれど
俺だって心が痛いんだ本当は殴りたくないんだけどお前がわかってくれないからだ
とか言って、頭をたくさんなでてくれる。
好きだとか愛してるとかたくさん言ってくれる。
だから私も彼をいとしく思う。

私を殴った後、彼はすごく暴力的になる。
動物のようなセックスをする。
彼の暴力は愛情表現のひとつなんだと思っていた。
ドメスティック・バイオレンスなんて言葉は知らなかった。

日を追うごとに彼氏の暴力はさらにひどくなった。

私が食事を少し残した(カレーのグリーンピースを二粒)だけで
背中にドロップキックされた。
真夜中私の寝相が悪くって、それが原因で彼の腕がしびれたらしくって、
彼は私の髪の毛を引っ張って立たせて壁に何度も私のおでこをぶつけた。
そのときは部屋が暗くて気がつかなかったけど、
朝鏡を見るとおでこに大きな傷とかさぶたができてて
鼻の辺りまで乾いた血がべったり張り付いてて、壁は血まみれだった。
それを知った彼は私をものすごく強く抱いてくれた。
「ごめんなごめんなミキ。ごめんな。本当にごめん。
ごめんな。お前が嫌いでこんなことするわけじゃないんだ。
おでこいたい?薬塗ろうか?ごめんな。俺なんか死んだほうがいいよな」
おでこに何度もキスしてくれた。彼の唇が触れるたびに鈍い痛みが走った。

同棲を始めて三ヶ月もすると、彼氏のことがすごく怖くなってきた。

ほんとに怖い。

夜も、朝も、昼も眠れない。

彼の家を出て行きたいけれど、実家には戻りたくない、
だってお父さんがお酒飲んで暴れて、お母さんを殴るから。
お母さんが、ごみを見るみたいな目で私を睨むから。

彼氏の家で、はじめてリストカットをした夜のことをよく覚えてる。
テレビでは生放送のバラエティ−番組がやっていた。
お笑い芸人たちがパイをぶつけ合ったりしてて、すごく楽しそうだった。
別世界、という言葉を思った。
バラエティー番組と、私。
この二つの相反する世界が、いま同時に進行しているなんて信じられない。

図工用のハサミで手首をなぞる。
刃が鈍くて思うように切れない。
それでも切ったところがちょっと赤くなって、血がにじんでくる。
赤い手首を見ていると、自分は生きているんだって、少しだけ思う。
押さえつけた真っ白なティッシュが赤くにじむのをみて、
私は何ヶ月かぶりに少しだけ笑った。

ティッシュは便所に流した。ゴミ箱なんかに捨てたらまた殴られるから。
洗面所で手首とハサミを入念に洗った。

二時間後帰ってきた彼氏は私の手首の傷にまったく気がつかず、
三分程度の自分勝手なセックスをして(顔に出された)、
さっさと寝てしまった。

彼のことが好きだった。

彼が毎日私を殴ったとしても。突然私の財布からお金がなくなったとしても。

我慢強い私のコップがあふれたのは、昨夜のこと。

もともと私のコップはそんなに大きくない。
マグカップほどもない。ヤクルトの容器程度の、小さなものだ。
それでも、なんとかこのいびつな世界で、がんばって生きてきた。

これからだって、溜まったら汚れた水を捨てて、新しい水を汲んで。
そうして、自分をごまかして生きていくつもりだった。

バイトから帰ってきて下宿のドアを開けると、知らない真っ赤なヒールが置いてあった。
そして、部屋の奥から声が聞こえた。

例の声だ、とすぐわかった。

あの動物的な。

我慢しようとしても出してしまう、女性のあの声。

「これが、いいんだろ?」って彼の声がかすかに聞こえた。

私はアパートの階段を駆け下りて、ただ走った。
どこへ?知らない。

どこへも行けない。行く場所がない。

走ってる最中にケータイを橋の上から川に投げ捨てた。

無我夢中で、一時間くらい走った。

気がついたら見知らぬ町の公園にいた。

ベンチに座った。

黒猫が寄ってきて、私の足元に体をすり寄せてきた。
えさがほしいのだろう。
ポケットを探る。
入ってたメントスを一粒渡したけどそっぽを向かれる。

ごめんね、何もない。

私にはもう何もないんだ。

彼を抱いたまま、ベンチに横たわって寝た。彼の体はすごく温かかった。
性別なんてわかんないけど、この猫は、オスだ。オスに決まってる。
そうじゃないと、この世界なんてもう何も信じられない。
神様、おねがい。

目覚める。
午前6時。

猫はいなくなっていた。

ホームレスが話しかけてきたから逃げる。

食欲はない。酔いたい。
コンビニで缶チューハイを買う。

飲みきれずに半分残したままゴミ箱に捨てる。

私は駅に向かう。

ホームに立つ。雑踏。人間の声。
ふだんあれほど苦手な人ごみにいても、不思議と落ち着いている。

電車は、人生の縮図だと思う。
中学生、高校生、大学生、サラリーマン。
電車に乗っている人たちは、文字通り、
社会のレールの上で生活しているひとたち。

私は、今から、「社会」に飛び込む。
そう決めて、切符を買った。
切符には、「渋谷120円」って書いてる。
だけど私が渋谷に着くことはない、もう二度と。

耳をすます。いろんな音が聞こえてくる。
人の笑い声。女子高生が携帯で話す声。鳥の鳴き声。
中年男性が新聞をめくる音。
世界はこんなに「音」にあふれていたのか。

そして、遠くから迫ってくるのは、電車の車輪が回る音。
それは、どんどん、どんどん近づいてくる。

私は目を閉じて、足を一歩前に踏み出す。

もう一歩。

黄色い線を踏み越える。

もう一歩。ここでいい。

電車は、もうすぐそこにまで近づいている。

体がこわばる。

だけどなんだか、飛べそうな気がする。

恐怖心はまったくない。さっきのお酒で酔ってるのかな。どうなんだろう。
まあ、もう、どっちでもいいや。

そのとき思い出したのは、幼稚園に通ってたころのことだった。

幸せだった。

あのころ、お父さんも、お母さんも、仲がよかった。
はじめのパパ。

あのころ、インターホンが鳴ると、私は走り幅跳びの選手になった。

玄関に駆け出して、ジャンプ。

パパは大きな胸と笑顔で私を受け止めてくれる。

ママ、なんでパパと別れちゃったの?
ミキは、新しいお父さんなんていらなかったんだよ?

お金もいらない。何もいらない。

私がほしかったものはひとつ。
私のすべてを受け止めてくれる、愛してくれる誰か。

ただそれだけが、ほしかったんだ。

頭のどこかで、インターホンが聞こえた。パパが帰ってきたんだ。

はじめに右足が、次に左足が地面を離れる。

何もかもがスローモーションで流れる。

空中に飛び込んだ瞬間、一瞬、自由になれた気がした。

視界のはじっこに「ヤマダ耳鼻科」と書かれた看板が見える。

誰かが叫ぶ声。

電車の警笛が、私の鼓膜をつんざく。
今までに聞いたことがないくらい、大きな音。

その音さえ、心地よく思った。

未分類 CM(8) 

krevaと日本語ラップのこと

ヒップホップを聞き始めて、まだそんなに長くない。

そもそも、
Fatboy Slimやケミカルブラザーズ、ライオンロックら周辺の
いわゆるビッグ・ビート・ムーヴメントからヒップホップに入った。

fatboy slim ビースティーズと組んだ超傑作



「ビッグビート」をヒップホップと言ってしまうのは
語弊があるかもしれないけれど、
「jurassic 5」や今で言う「リップスライム」に近く、
わかりやすいサンプリングと楽しい曲展開で、
聴きやすくてとっつきやすかった。

jurassic 5 この曲はほんまに死ぬほどカッコイイ


rip slyme いいよなー。すきだなー。


rip slymeの5人組ユニットのコンセプト元ネタはたぶんこの
sugarhill gangだよね?



そこからnaughty by natureや、
さらにアブストラクト・ヒップホップの
ニンジャチューン、dj shadow、unkleあたりを聞き込んだ。

naughty by nature

nujabesとかhydeout周辺も聴いたな。いまだに聴いてるけど。

hydeout ほんとマジでよすぎる。





あとはnotorious bigとか2pacなど
有名なギャング系ラッパーを好んで聴いていた。

notorious big この曲も最高にいいんだよな。





ヒップホップはアメリカ・ニューヨークが発祥。
たしか発明者はクールハークだったっけな?


そもそもラップは黒人が始めた音楽だから、
「日本語のラップなんてダメだ、フェイクだ」って批判をする人が、
いまだにいる。しかも結構たくさんいる。

これにはちょっと首をかしげてしまう。

逆に考えてみると、

黒人が茶道をやるのは、なんだかかっこいいと思いませんか。
マッチョな黒人がアキバ系萌え同人誌を書いてたら、
僕は読んでみたいです。
最近も演歌を歌う黒人が話題になりましたけど。



たしかに何をいいたいのかさっぱりわけのわからない
変なまがいもの日本語ラッパーはたくさんいた。


「ただ韻を踏めばそれでいい。意味なんかどうでもいい」

90年代後半ドラゴンアッシュ以降のヒップホップ・ブームにのっかって
こーいう単純な考えのラッパー(?)がワラワラ現われ、
くだらない曲がたくさん量産された。

ガッカリした。

でもまあ、
まいっか、所詮日本語ラップなんてそんなもんDAYONE
なんて考えてた。

---------

zeebraとkrevaは明らかに群を抜いていた。

彼らのアルバムは衝撃的で、
もう全作品擦り切れるくらい聴いたのだが、


今回はkrevaの話。

キック・ザ・カンクルーのときは
「何だこの軽薄な兄ちゃんは」と思っていたのだが、
ソロになって彼のアルバムを聴いて以来
すっかりファンになってしまった。

インタビュー記事などを読んだ事がないのでどこまで
意識してやっているのかはわからないけれど、
彼は徹底して「日本語」にこだわっている。

ふつうのラッパーが「Ladies!」と言ってしまうところを
krevaは「女子!」と言ってしまう。


ここまでいさぎよいラッパー、彼以外にいるんだろうか。


アメリカのラップを聴いていて何が困るかといえば、
エミネムや2pacを聴いても正直僕の英語力では
スラング交じりの早口英語がさっぱり聞き取れない点だ
(それでもカッコいいことに違いはないんだけど)。

でも日本語のラップは聞き取れる。
krevaの言葉は胸に響く。



ぼくは、英語でラップをやるより、
むしろ日本語でラップをやるほうが偉大なことじゃないかとさえ思う。

硬質で流暢な英語は耳にここちよくてかっこいいのだが、
日本語は英語に比べるともっさりしていて平坦な発音だから
どうしてもかっこ悪くなってしまうからだ。

それをうまく昇華させて、日本語のフォーマットに落とし込んでいく。
しかもカッコイイの。

すげーよkrevaさん。

いまいちばん好きなのがこれ。

平井賢を元ネタにしてるんだけど、ラップの面白さが凝縮してて。
ほんと面白い。




未分類 CM(3) 

無料漫画 マンガ・コミック
昨日、俺はオナニーをやめようとしていた。

最近専属の看護師から性生活について忠告を受けたので、

意識してエロ動画を見ないように心がけているのだ。


診察時彼女は、俺の普段のオナニー内容を聞いて驚き、目を丸くした。

「そんな自慰行為を続けていたら、死にますよ!」

「そうですか?」

これでも、使用するエロ動画のバリエーションには注意をしていたつもりだ。

俺の一週間のオナニー生活ルーチンを追ってみよう。


 月曜 朝痴漢物、昼レイプ物、夜人妻物

 火曜 朝ナース物、昼洋ピン、夜フェラチオ系

 水曜 朝巨乳系、昼女子社員物、夜風俗系

 木曜 朝裏ビデオ、昼輪ゴム、夜コスプレ系

 金曜 朝女子高生系、昼モデル系、夜手コキ系

 土曜 朝SM系、昼ギャル系、夜ぶっかけ系



「毎日オナっとるやんけ!」と読者諸氏が突っ込みたい気持ちは痛いほどわかる。
(加えて、木曜日の昼のオナニーにいったい何が起こったのかも気になるところだろう)


しかし、独身男性ならわかってくれると思うが、
朝にするオナニーと、夜にするオナニーには雲泥の差がある。

同様に昼に見る人妻物と夜に見るレイプ物は…、

いや弁解はよそう。


確かにこのままでは、体や脳にガタが来てもおかしくない。
ふだん俺の言動がおかしいことも、
突然輪ゴムでペニスを縛り始めたのも、過度なオナニーが原因かもしれない。

(ペニスの根本に輪ゴムをくくり付けると硬度が増す。ぜひ試してほしい)



看護師からオナニー禁止令が出た。

「意識的に性生活を改善すれば、三ヶ月できれいな体になれますから」

「ええ」

「私はあなたのためを思って言っています。わかりますね」

「はい、わかります」

この看護師は大変美人だ。さらさらのロングヘアーに、ほんのり赤い頬。すらっとした体。

俺は美人には弱い。とことんまで弱い。

彼女の言うことなら黙って聞くしかない。

拾われた子犬のごとく彼女の命令を愚直に聞いていれば、

そのうちお尻とか、お尻とか、お尻とかを揉ませてくれるかもしれない。

あ、あと、言い忘れてたけど、お尻とかも揉ませてくれるかもしれない。

揉ませてもらえないお尻はさておき、

とりあえずオナニーとエロ動画は絶対に禁止。そう心に誓った。

彼女の話を聞いているうち、オナニー及びエロ動画全般に恐怖と吐き気を覚えてきた。
いわく、アダルトビデオやらエロ本といった類は、裸の女まみれらしい。

今まで俺は、金を払って裸の女を見ていた。

俺は間違っていた。彼女の言うことは正しい。

二度とエロビデオを見ることはない。

これからは禁欲中心の性生活を。

草薙剛のごとく「偏執的性抑圧者」に移行しよう。

さて病院を出るとペニスが硬くなってきたので、
さっそく本屋に直行して「でらべっぴん」をテイクアウトした。

公園のベンチに腰掛け、袋を開ける。エロ本特有のにおいが鼻をくすぐる。

パーフェクト。最高だ。

…パーフェクトだと?そんな生ぬるい形容ではエロ本を愚弄するだけだ。

生エロい。生エロいぞ、田中エロた。

もう、あの言葉を叫ぶしかないんだ。

俺は立ち上がった。

変態扱いされるのは覚悟だ。

口元に手をあて、喉が割れんくらいの大声で、俺はこう叫んだ。


「中学生のころオナニーしてて、エロ本にそのままぶっかけてフィニッシュしてたんだけど、
そのページが二度と開けなくなるから困ってたんだ。

それを友人に打ち明けたら、

”ようたっち、そういうときは、事前にサランラップをエロ本にかぶせておくんだよ。
そしたら何度発射しても本が汚れないから、再利用できるだろ?”

って言う、最低なエロトリビアを教えてもらったよーー!!!!!」


残響音がマンションに跳ね返る。

さっきまで談笑していた子連れの若妻連中が、こちらに白い目をくれてから、
そそくさと公園を去る。
同じ公園での二日連続の暴挙に、明日当たり警察を呼ばれるかもしれない。


のどかな昼間の公園が、一瞬でエロ戦場と化した。


いけない、いけない。悪いクセだ。
エロいものを前にすると我を忘れてしまうのだ。自重しなくては。

「ようたくんってば、エロなんだぁ♪」
俺はコツンとペニスを叩き、先っちょをペロッと剥いて少しこすってみせる。


さ、おふざけはここまで。

オナニーを始めよう。

手のひらのホコリをさっさと払い、パンツに手を突っ込む。ペニスはまだ硬い。

オナホールやコンニャクに浮気したこともあったが、

やはり右手はオナニーの王様だ。

あふれ出すがまん汁、流れ込む血流。

ああ。

愛してるよペニス。いやむしろペニ子。山田ペニ子。

山田ペニ子(48)。B83W84H85。都内某人妻風俗勤務。

アイラブユー、ペニ子。さあオナニーだ。おまえの精子を奪ってやろう。

しっかりとペニ子を握り、こってりとしたエロ本のページを開こうとして、


思いとどまる。



・・・



ペニ子をベンチにこすりつけ、俺は頭を抱えてもだえる。



ああ…。

ああああ…。



ああああああああ…。








ああああああああああああ!


ああああああああああああああああああああ!!!!










イクーーーーーーーーーーー!!!!!!



END
-----------------------------







<コメント返し>

アルミニウム様、ご無沙汰しております。
僕は常々アル様のほうが天才的だと思っていますよ。


みちょさん

いや、僕は100%ネズ肉だと聞きましたよ^^


omameさん
いつもthanksです!!!



suzukinasakeさん
お互い気をつけましょうね。マジ成人病なるみたいなんで


ツォネパさん
はじめまして。ありがとう。これからもよろしくです!


高性能やえばさんコメありがとうございます。



たまさま

>舌打ち142回まで来ると笑いになるね。
>チチチチチチ・・・・

ベロが痙攣しそうですよね。




どうしようさん
>ちょっと悪魔ストーン注文してくる

あ、僕経由なら紹介制で安く買えますよ。



まいsan
>もちろん褒め言葉ですよ!
>気をつけてお帰りください がどうしても笑えます

「お気をつけてお帰りください」は今ちょっとしたマイブームです。



T-4さん

いつもいつも激励のお言葉くださってありがとうございます。
感動しています。


クロブチさん
応援コメントありがとうございます。
うれしかったです。



未分類 CM(3) 

無料漫画 マンガ・コミック 
昨日、俺はビビンバを作ろうとしていた。

最近専属の看護師から食生活について忠告を受けたので、

意識して野菜を取るように心がけているのだ。


診察時彼女は、俺の普段の食事内容を聞いて驚き、目を丸くした。

「そんな食事を続けていたら、死にますよ!」

「そうですか?」

これでも、食生活のバリエーションには注意をしていたつもりだ。

俺の一週間の食生活ルーチンを追ってみよう。


 月曜 朝マクドナルド、昼吉野家、夜回転寿司

 火曜 朝吉野家、昼回転寿司、夜マクドナルド

 水曜 朝回転寿司、昼マクドナルド、夜吉野家

 木曜 朝マクドナルド、昼輪ゴム、夜吉野家

 金曜 朝マクドナルド、昼吉野家、夜吉野家

 土曜 朝吉野家、昼吉野家、夜吉野家



「毎日いっしょやんけ!」と読者諸氏が突っ込みたい気持ちは痛いほどわかる。
(加えて、木曜日の昼にいったい何が起こったのかも気になるところだろう)


しかし、独身男性ならわかってくれると思うが、
朝に食べるマクドナルドと、夜に食べるマクドナルドには雲泥の差がある。

同様に昼に食べる吉野家と夜に食べる吉野家は…、

いや弁解はよそう。


確かにこのままでは、体や脳にガタが来てもおかしくない。
ふだん俺の言動がおかしいことも、
突然輪ゴムをむさぼり始めたのもそれが原因かもしれない。

(ほかほかのご飯に輪ゴムを載せてしょうゆをかけると案外イケる。ぜひ試してほしい)



看護師からファーストフード禁止令が出た。

「意識的に食生活を改善すれば、三ヶ月できれいな体になれますから」

「ええ」

「私はあなたのためを思って言っています。わかりますね」

「はい、わかります」

この看護師は大変美人だ。ぱっちりした瞳に、長いまつげ。ピンク色の唇。

俺は美人には弱い。とことんまで弱い。

彼女の言うことなら黙って聞くしかない。

拾われた子犬のごとく彼女の命令を愚直に聞いていれば、

そのうちおっぱいとか、おっぱいとか、おっぱいとかを揉ませてくれるかもしれない。

あ、あと、言い忘れてたけど、おっぱいとかも揉ませてくれるかもしれない。

揉ませてもらえないおっぱいはさておき、

とりあえずジャンクフードは絶対に禁止。そう心に誓った。

彼女の話を聞いているうち、ジャンクフード全般に恐怖と吐き気を覚えてきた。
いわく、カップヌードルやらファーストフードといった類は、化学物質まみれらしい。

今まで俺は、金を払って毒物を食べていた。

俺は間違っていた。彼女の言うことは正しい。

二度とジャンクフードを口にすることはない。

これからは野菜中心の食生活を。

ポール・マッカートニーのごとく「偏執的ベジタリアン」に移行しよう。

さて病院を出るとおなかがすいてきたので、
さっそくマクドナルドに直行してテリヤキバーガーセットをテイクアウトした。

公園のベンチに腰掛け、袋を開ける。マック特有のにおいが鼻をくすぐる。

エクセレント。最高だ。

…エクセレントだと?そんな生ぬるい形容ではマックを愚弄するだけだ。

生ぬるい。生ぬるいぞ、田中ようた。

もう、あの言葉を叫ぶしかないんだ。

俺は立ち上がった。

愚民扱いされるのは覚悟だ。

口元に手をあて、喉が割れんくらいの大声で、俺はこう叫んだ。


「パラッパッパッパー!!!!!アイム、ラービニーッ!!!!(I'm lovin' it !!!!!)」


残響音がマンションに跳ね返る。

さっきまで談笑していた子連れの若妻連中が、こちらに白い目をくれてから、
そそくさと公園を去る。


のどかな昼間の公園が、一瞬で戦場と化した。


いけない、いけない。悪いクセだ。
好きなものを前にすると我を忘れてしまうのだ。自重しなくては。

「ようたくんってば、だめなんだぁ♪」
俺はコツンと頭を叩き、舌をペロッと出して少しおどけてみせる。


さ、おふざけはここまで。

食事を始めよう。

手のひらのホコリをさっさと払い、袋に手を突っ込む。バーガーはまだ暖かい。

ダブルチーズバーガーやフィレオフィッシュに浮気したこともあったが、

やはりテリヤキバーガーはジャンクフードの王様だ。

あふれ出す油、肉汁、マヨネーズ。

ああ。

愛してるよテリヤキ。いやむしろテリ子。鈴木テリ子。

鈴木テリ子(21)。B83W58H85。都内某女子短大生。

アイラブユー、テリ子。さあベッドインだ。おまえのすべてを奪ってやろう。

あんぐりと口を開け、こってりとしたビーフを口に運ぼうとして、


思いとどまる。



・・・



テリ子を地面にたたきつけ、俺は頭を抱えてもだえる。



バカ。

俺のバカ。



何やってんだよ。


何でいつもこうなんだよ。ちくしょう。






Fuck!!!!!


俺のバカ!!!!!!!!!!










ナゲット買い忘れた!!!!!!



文章 CM(6) 

無料漫画 マンガ・コミック 最近のこと
サイトタイトルに「無料漫画」と銘打っているのに、
最近は漫画をあまりアップロードできていない。

文章ばかりだ。

だけどみなさん割と拍手をくれるから、このままでもいいのかな。

----------

僕は昨年、ウェブの大海に「田中ようたブログ」を立ち上げた。
はじめは小さな「塵」だったけれど、
今は、そうやなー、ちょっとしたゴミクズ程度の規模には成長したかな。

誰が読んでいるのか?
どのコンテンツで満足してくれているのか?

まったくわからない。

だから、「アクセス数」と「拍手」をサイトの道しるべにするしかない。

-------

つくづく自分は、絵よりも文章の人間なんじゃないかなと思う。

というのも、
これすごく下世話な話なんですが、

僕ね、文章書いてると勃起してくるんですよ。

脳の言語野が勃起中枢とダイレクトにつながってるらしくて、
「あいうえお、かきくけこ」と綴っていると、
なぜか性的に興奮してくるらしい。

つまり、ちんちんが硬くなってくるわけです。

----------

サイトのデザインを変えようと思っている。

トップ画像を貼り付けたい。

----------
お金と、芸術、
この両者にどう折り合いをつけていくか?

これについてすごく悩んでいる。


以前行った出版社で、親切な編集の方がいろいろ教えてくれた。

「田中さんはプロとしてやっていきたいんですよね?」

「そうですね」

「漫画でお金をもらって行きたいんですよね」

「ええ」

「じゃあ、世間に迎合することもひとつの方法ですよ。

ある程度売れてから、自分の味を出していく方法もありますし」




褒め言葉だと思うんだけど、
「こんな漫画がジャンプとかに載ってたら私は自分の子供に読ませたくありません」
という読者の方からコメントをいただいたけど、

もちろん。

ぼくも、自分の漫画は自分の子供に読ませたくありません。

R指定すべきだ。

だってそういう内容だもの。



商業誌に載りたければ商業誌のルールに則って書かないとなあ。


前回の持込日記では、あまりにも怒りが充満していて
ひどい罵詈雑言を撒き散らしてしまった
(読み返したらさすがにひどすぎたので、該当箇所は削除した)。

でもね、某大型掲示板みたいに無記名で書いたわけじゃないからね。

僕のことはいくらでも特定できるのだから、便所の落書きじゃないよね。

--------

表現者を志すなら精神的にもう少し図太くならないといけないな。

ちょっと批判を受けただけで落ち込むようじゃだめだ。

次回の持ち込みでは、もっと最悪な編集者と出会いたい。
もっとショッキングな体験がしたい。

そうすれば、免疫がついて、多少のことでは動じない屈強な心を持てそうな気がする。



というわけで…




お題: 漫画の持込で、
「お前、それ、ひどすぎるやろ」と思う編集者の対応。
どんな対応?



・目の前で原稿を破り捨てられる

・読後、「死んだほうがいいんじゃない?」って言われる

・原稿読みながら、142回くらい舌打ちされる

・帰り際、精神科のパンフレットを差し出してくる

・アイマスクをして現れる

・どう見ても小学生

・弁当食べながら現れる

・「原稿、預からせてもらいます!」
「マジっすか!」
「ええ。飼ってるロバのえさにするんで」


-----------


俺もロバでも飼おうかな。

じゃ、お気をつけてお帰りください。


文章 CM(6) 

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絵がへたくそ。

あと、最後のコマなんかムカつく

以上。

じゃ、お気をつけてお帰りください。


ギャグ CM(3) 

漫画 持ち込み日記
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持ち込み日記

出版社への持込日記を記しておこう。

8年間のブランクを経て、本格的に漫画を始動させたのが2008年の一月からだ。
漫画を描き始めたのは1996年だったと思う。

実質的には4年くらいしか漫画を書いていないし、たいしたアクションも取っていない。


今回は、あきらめない。

どこかの商業誌に掲載されるまで持込を続ける。

なぜ商業誌に載りたいのかといえば、

もうここまでくるとただの「意地」だ。

このブログだと、自分の好きな漫画を好き勝手書くことができる。

だけど商業誌だとそうはいかない。

いろんな商業誌を回ってみて感じたことは、

漫画はつくづく「商品」なんだな、ということだ。

編集者さんは売れる漫画がほしいのだ。当然だ。
「商業誌」なんだもの。

持込をして気づいたことが二つある。

まず一つ目。

編集者さんによく言われるのが、
「君の漫画の路線を続けていたら、1000人のうちたった一人にしか受けないよ。
そういう作品は、うちには載せられないんだ」


商業誌に載るためには、
100人のうち100人が面白いと思うものを目指して描かなくてはいけない。
打率10割を目指さなくてはいけない。
99人でも、98人でもいい、
とにかくできるだけ多くの人が面白いと思うもの、
マジョリティに受ける作品を目指して書かなくてはいけないのだ。

その姿勢が、僕にはまったく欠けていたわけ。

これを知ることができたのが、持込をして得られたことのひとつ。


昔読んだ小林よしのりさんの「ゴーマニズム宣言」で
漫画界や編集者さんをいろいろ批判的に揶揄する表現があったけれど、
いざいろんな会社に持ち込みをしてみて
出版業界の空気にじかに触れてみた現在では、
なんだか痛いくらいに理解できる。

(ただ感じたことは、
僕の漫画が1000人のうちの一人にしか受けないとすると、
日本の若い漫画読者人口が1000万人いるとすれば、
僕の漫画を面白いと感じる人たちは
日本に1万人も存在する、ということになるな)


持込をして得られたこと、二つ目。

それは、

僕の妄想は大多数から否定される、ということだ。

僕は自分の漫画をそんなに「変なもの」とは思っていなかった。

このブログに乗せている一連の漫画は
僕がいつも頭の中で考えていることを具現化したものだから、
自分のおかしさに気がつくわけがない。

いや、「ちょっと」風変わりな漫画だろうな、とは思っていたけれど、
編集者にいきなりキレられて「出て行け」と怒鳴られたりするとさすがに驚いてしまう。

たいがいどの出版社に行っても、
編集者から精神異常者を見るような目でジロジロされるため、
ようやく「ああ、俺の妄想は一般からは否定されるんだな」
ということに気がついたわけだ。

僕は、人が死んだり殺されたりするブラックな漫画を、
たくさんの人間が喜んで読むと思っていた。

それを不愉快に感じる人がここまで多いとは知らなかった。

他者の目があってはじめて、
「ああ、俺の妄想は一般からは肯定されないんだ」と気がつけたわけだ。

このブログに集まってくれる読者さんやマイミクの方々は、
いわば「漫画マイノリティ」であって、感覚がぶっ飛んでいるわけで、
彼らの持つ感性を一般の世論だと考えていた僕が、間違えていたのだ。

と、気づけたことがこの二つ。

あと補足的に三つ目。

せりふが多い。

これ毎回言われる。

僕はふだん一般的な商業漫画をまったく読まないので、
最近の漫画の傾向がわからなかったのだ。

字を少なめにしないと、無名の漫画家の漫画なんて誰も読んでくれないらしい。


-------------

では、持ち込み日記を始めます。


------------

2008 2・20

朝6時、新宿到着。
ネットカフェ「manboo」へ。
持ち込みはいきなりできる会社とできない会社があるので、
ひとまず予約を取る。

2・21

今回持ち込んだ漫画は10作品。

ほとんど、このブログに載せているものだ。

午後3時、X社到着。
自動ドアを抜けると来客用用紙に書く。

名前「田中ようた」用事「漫画持ち込み」

受付嬢に渡す。

(あんまり関係ないんですが、「嬢」って漢字、妙にエロくないですか。
いや、なんとなく形とか)

「失礼ですが、漫画の持込でよろしいですか?」
「はい」

ほんと、こんな漫画持ち込んで失礼なやつです。すいません。

エレベーターに超人気漫画のポスターが張ってあってビビる。


到着した編集部。
吹き抜けで、遠くまで広い。
大手出版社に一度も来たことがないので眺めているだけで楽しい。

通りがかった女性に声をかける。

「あの、持込に来た田中と申しますが…」
「雑誌は何ですか?」
「XXXです」
「わかりました。ではこちらにお座りください」

積み上げられた漫画や雑誌で雑然とした通路を抜け、白いテーブルに案内される。
いすに座る。わりとフカフカしている。
スタバの椅子は鬼のように固いが、X社の椅子はフカフカとしている。
きっと、よい綿が詰まっているに違いない。


「お待たせしました」

現れた編集さん。

「じゃあさっそく見せてもらえますか?」


自分の漫画を読まれている時間…。
この無言の時間…。
つらい。
非常につらい。

はじめに言っておくと、ダメだった。
でもこの編集の方は、一番きちんと作品を読んでくれて、
きちんとした評価をしてくれたと思う。

途中からなんだか読むペースが速くなってきたのであせる。

いただいた評価をまとめると、

「まず、このままでは全体的に受け入れられないと思います。
岡田あーみんに似ている気がする。
君の場合も、うーん、不条理だとは思うんだけど、うーん。
メジャー誌ではウケないと思います。
ただ、画力はまずいが、人をひきつける部分は多少ある」

というものだった。

岡田あーみん、よく言われるなあ…。影響を受けた覚えはないんだけど。


「この中でいちばんよかったのはどれでしたかね?」
「うーん…、そうだな。これかな」

と、「パパ」を指差す。「この中ではいちばん興味深く読めました」
「これは例の事件をテーマにしたものですよね?」
「はい」
「こういう、世論を代弁するようなものはいいと思います」


5時から●●に持ち込み。

「あの、持ち込みに来た、田中ようたと申しますが」
「ああ、はい、どうも」

漫画編集者とは思えないような、がっちりした体格の、
体育会系の中年男性。

「こちらどうぞ」
名刺をもらう。

「じゃあさっそく見せてもらえますか?」

さっきちょっとだけ評価をいただけたので、
「パパ」を一番初めに読んでもらうことにする。

(しかし、これが最悪の結果を生む…)

この編集さんは、めちゃくちゃゆっくり読む。
さっきの人よりゆっくり読む。
一ページに一分くらいかけて、じっくり、丁寧に読む。

パパを読み終える。

次、「サイコ学園」を読み始める。

頼子がカッターナイフで自分の頚動脈を切断したあたりだったろうか。

彼は原稿を机にたたきつけ、

「君はなぜこれをうちに持ってこようと思ったの?」
「え?」

沈黙。

・・・。



まさかこれ、俺の答え待ちの沈黙?

答えないといけないのか。

えー、どうしようかな…。

なぜ●●に持ち込もうと思ったのか?

・とりあえず大手青年誌をあらかた回ってみたかった
・「XX」や「XXX」が大好きだったから。

この二点。

「で、何でなの?」
「えっと…」
たどたどしいながら、しゃべり始める。
「『XX』って漫画があるじゃないですか。
僕、あの漫画が本当に大好きで。で、●●誌さんは、
漫画表現に対する挑戦心を、比較的、別雑誌に比べてお持ちじゃないかと思いまして」
(なんか余計なことを言ってしまいそうなので、言葉を選びながら慎重にしゃべる)

「XX?」
「はい」
「XXXXの描いたやつだろ?」
「あ、はい…」おお、XXX先生をあっさり呼び捨てに…。
この人だいぶお偉いさんなのだな。
(●●の副編集長さんだった)
「あのね、いい?『XX』にしても、何度も社内協議にかけて、
ギリギリのところで載せてたんだ」
「ギリギリのところ…」
と、手のひらを空中に浮かばせて、
「XXの場合、常識と、非常識のギリギリのラインで、
それを超えるか超えないかの瀬戸際の踏ん張りだったんだ」
「はい」
「XXがここで表現を保ててるとすると、君の漫画はどこかに飛んでいってる。
ただ君の漫画は表現としてメチャクチャってだけなんだ。
常識、モラルがなく、やりすぎている。
たとえばこれは、例の事件をテーマにした作品だよね?」
「あ、ええ。例の…」
「これを読んで、被害者の人や、国民はどう思う?考えてみなよ」

再び沈黙。

(この作品は、例の事件や被害者の方をあざけるために描いたものでは「絶対に」ない。
だけど読者がそのように受け取ったのならば表現として失敗だし、作品に欠陥がある証拠で、

端的に言えば「僕に表現力が足りていなかった」のだ。
女子高生コンクリート詰め殺人事件をテーマに描きたいとも考えていたのだがパスすべきなの

かもしれない)

「仮にこれをうちに載せたとするだろ?
まあ載せないけどさ。載せた場合、どうなると思う?
次の週には、抗議の山がたくさんに届くよ。不愉快に思う人が山ほどいるからだ」



「…」

無言…。

あ!

次はこれ、俺の「帰り」待ち!?

だけど、椅子から立てない。
どうしても、まだお話を聞きたい。
全部読んでもらえてないし、このままでは納得ができない。

だけど、何をどうがんばっても、もうだめだった。

帰れムード、最高潮。

ありがとうございましたと深々とお辞儀をして、帰った。

全部読んでもらえなかった。

「編集者は持ち込みに来た新人をわざと冷たくあしらい、
根性を試す」という話を聞いたことがある。

だけど今回は、僕の漫画がダメだっただけだと思う。

漫画を最後まで読んでくれないということもあるのだな、と思った。

投稿なら5秒後にシュレッダー行きだったのだろう。


なんだか自我がバラバラになって空中に浮かんでいるような気がしてきた。
弱い俺と強い俺がぶつかり合って、殺し合いをはじめる。

(かーえーれ!かーえーれ!大阪かーえーれ!)

(黙れ!)


こんなことでめげていてはいけないと思い、XXXXに電話をする。

「はい、XXXXです」
電話に出たのは女性だった。
「あの、明日、持ち込みをさせてほしいのですが?」
「明日ですか?今からこれませんか?」
「今からですか!はい、すぐ行きます!」

X社を逃げるように飛び出し、地下鉄に乗り込む。

XXXXの担当さん。

「パパ」を読んで、一言。

「この中で、田中さんがいちばん自信がある作品はどれですか?」
「え?」

あ。

「全部読むのは時間の無駄だからさっさと終わらせろ」って意味だな、とすぐに理解する。
ここもだめっぽいな…。

で、よりにもよって、
中年の女性編集さんに、「ブス子」を出してしまう。

「オチの意味がわからないんですが?」
「あ、これはえっと…、ブス子は整形をしていなくって、
ラジコンを操作していたっていう話なんですよね」
「意味わかんない!しかも何で裸なの?」
「何でなんでしょうね」

「まず、絵がダメですね。
うちの雑誌を読む読者さんっていうのは、あたしもこんな絵が描きたい!
こんなきれいな絵が描きたい!って思いながら読むんです。
たとえば、この…」
すごく緻密な絵の漫画を指差し、
「この漫画のあとに、田中さんのこの漫画が載っているとしますよね。
すごい違和感ありませんか?」
「ありますね」
「でしょ?」指先でメガネの縁を持ち上げる。「まず絵を勉強したほうがいいですね」


2.22

XX社へ。

2000年に一度持ち込んでダメだった。
持ち込みは、今回が二度目になる。

会社の場所がわからなくて、めちゃくちゃ迷う。
7年前に来たときと、町の雰囲気ががらりと変わっている。

「あの、持ち込みにきた田中と申しますが…」
「ああ、はい。こちらへどうぞ」
机の上にお菓子がたくさんおいてある。
チョコレートとか湯のみもあった。
気持ちがとてもナゴむ。

「じゃあ見せてください」
「はい」

東京に来てから持ち込みもこれで4度目なので、
いい加減慣れてきた。
うそです。
ガチガチでした。

結果は、だめだった。
「物語をきちんと作ってください。起承転結がはっきりしてないんですよ。
転・結、転・結と続いていく…」

僕のようなアマチュアの表現者のはしくれであっても、
「でも、ここはこういう意味なんです」とか
後付けで説明するのは、表現者としてルール違反で、最低の行為で、
意味やストーリーは、作品の中だけですべて完結しなければいけないと思う。

だから、僕は最低の人間だった。

この期に及んで、自分の作品の擁護を始めたのだ。
かっこわるいにも、ほどがある。

「わざと起承転結をはずして描いているんです」
「そうなんですか?」
「はい。あんまり普通の漫画を描きたくなくって…」
「うーん。でもやっぱりちょっとわからないですね。
やっぱり、見た感じ、イメージが先行して描いている部分があるから…。
ほらここも、背景とか、人物の顔とか、手が雑ですよね。
あとは、何の脈絡もなく人が死にすぎです。人が死ぬ道理がほしい」

なんだか、7年前と同じ評論をリピートされた気がする。
要するに、僕が進歩していないのだ。

XX社を後にする…

…帽子を忘れて取りに戻る。

かっこ悪い。

(この旅行で、二個の帽子と、一個の携帯を失くした)



なんだか自暴自棄になってくる。

いったん大阪に帰ろう。もっかい別の漫画描いて、出直そう。

そう決めた。

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---------

帰りの夜行バスの車内。
静岡を過ぎたあたりで雪が降り始め、
手すりに頬杖をついて、僕はそれを眺めている。

マイクを持った運転手が、こなれた口調で、
消灯後のバス車内で過ごすためのルールを一生懸命に語っている。

「寝ている方が大勢いらっしゃいますので、ケータイを使うのはやめてくださいね。
あときれいな女性、かっこいい男性が寝ていても決して襲わないように!」

ときおり冗談を交えながら、乗客に毛布を配っていく。

仕事。

学校に通って、普通に会社に入って、働いて、
家族を営み、普通に死んでいく人たちが、
一番簡単そうに見えて、実は一番難しいんじゃないかと思った。

みんなどこかで夢を捨てて、
どこかで大きく挫折して、
どこかで大人になって、

スーツを着て、
お辞儀の仕方を覚えて、
敬語の使い方を覚えて、
上司に怒りを覚えて、
満員電車に揺られて、
だけど、
そのうちに何を言われてもストレスを感じなくなって、

たくさんの人と出会って、
別れて、
その中で誰かを愛して、

静かな家庭を作って、
静かに子供を生んで、
営んで、

愛する彼らを守って、
命をつなげて、
死ぬ。


それがいちばん難しくって、
でもいちばん幸せなのかもしれないな、そう思った。

--------

世界っていうものは、かなり残酷な構造なんだ。

特に俺みたいな社会不適合者には。

まあ、前から知ってたけどね。


-----------

二ヵ月後。

2008 4月22日

某社に持ち込み。

以前、僕のブログ記事を載せていただいたところ。

お茶を出してくれた出版社は、はじめてだった。

お茶、うまかった。

結果はだめだったけれど、また持ち込みたいな、と思った。

一時間後、
XXX社に持ち込み。

漫画専門の出版社ではないし、持込を募集している会社でもないのだが、
いわば「飛び込み営業」ならぬ「飛び込み持込」というやつ。

「とりあえず、上の人に読んでもらいます」と、
漫画を預かってもらえた。はじめてだ。

だけどいまだ音沙汰はない。



XX社に向かう。

ここは、前回2月に行こうとして、結局いかなかった出版社。

めがねをかけた快活な方が降りて来る。

「どうも、お待たせしました!」
「あ、はい、どうも」
「じゃ、さっそく…読みますね」

「日本と結婚したい男」と「葬式」を呼んでもらう。

この編集さんは、かなりゆっくり読んでくれた。

読み終わって、

「いやー!あはは…まあね…うーん…」

掲載には至らなかったものの、ある程度、肯定的な意見をいただけた。

一時間にわたって、みっちり話をしていただいた。

どういう点を伸ばすべきかなど。

さっきの編集者のあとだけに、俺にはこの人が「菩薩」に見えた。

「大阪からですか。遠いところからわざわざ…」
「いえ!とんでもないです、そんな」
「あ、じゃあ、このあとまた別の新人の原稿を読まなくてはいけないので」

もっと話がしたかった。

だけど、
商業誌の持込ではじめて肯定的な意見をもらったので、なんだかちょっとばかり感動してしまって、
しばらく椅子から立てなかった。



結局、二ヶ月で十誌近く回ったが、まだ掲載には至っていない。

いっそ投稿のほうがよいのだろうか、という気持ちにもなってきた。

よほどのマゾヒストでもない限り、漫画の持込なんて続くわけがない。

自分の漫画を読まれるなんて、
自分のオナニー姿を見られるようなものだ。

しかも初対面の人に。

たいがいボロクソに言われるので、打たれ弱い僕はかなり凹んでしまう。

ただ、持込をして、いろんな意見をいただくと、
たしかに見えてくるものがあった。

編集さんからいただく意見がある程度一貫しているので、
次回作からはそこを直せばいいのだろう。


持ち込みはまだ続ける。

では、気をつけてお帰りください。




持ち込み日記 CM(6) 

石田徹也さんのこと
自分を裏切ります。それくらいショックが大きかった。



このブログ、「田中ようたブログ」は、
「田中ようた」が作った漫画や文章・音楽・写真が主なコンテンツです。

ですから、たとえばYouTubeの動画や、他人の作品、面白いサイトなど、
そういったリンクは意識的に貼らないようにしています。
前にレディオヘッドの動画を張ったことはあったけど…。

世界の変わったニュースをクリップしたサイトや、
2ちゃんねるのまとめサイトなど、
「他人の作ったコンテンツを集積する・紹介する型のサイト」は、
比較的アクセスを増やしやすいのです。
僕も昔ちょっとだけやっていたことがあるのですが、
割と簡単にアクセスが増やせました。
(たとえば、ニコニコ動画、YouTube、2ちゃんねるはその最たる例ですし、
ニュー速VIP、2ちゃんねるまとめサイト、ヤフーニュースなどもいわばそうですね)
もちろんそれで成功するのも大変で、サイト管理者に編集者的なセンスが問われてきますが…。


しかしながら、「自分で作ったコンテンツが中心のサイト」、
たとえばこの「田中ようたブログ」のような、自作小説や自作漫画のサイト・ブログは、
アクセスが非常に集めにくいです。
(成功例では、おたりーまん、きっこの日記、やさぐれぱんだなど)

「自分コンテンツ中心のブログ」は、更新が大変です。
コンテンツをすべて自分で作らないといけないからです。

それに、
「田中ようた?だれ?」という冷ややかなスタンスで、
はじめはみんなアクセスしてきますからね。


昨日アクセス解析をしたところ、

このサイトのリピーター率は「50%」をたたき出しています。

つまりアクセスの半分以上がリピーターというわけですね。
これは、ファンがついてきているということで、

ほんまに、うれしいです。

といっても、このブログも、はじめたばかりのころは毎日アクセスが「5」とかでした。

あのときはマジでつらかった。

それでも一年かけてコンテンツをアップし続け、

今ではようやく一日のアクセスを平均して「1000」程度集められるようになりました。

がんばって更新したのはもちろんだけど、やはり読者のみなさんのおかげです。
ありがとう。

話を戻しますが、


「田中ようたブログ」では自分の作品だけで戦う。他人の作品やサイト・写真は極力紹介しない。


これをモットーにやってきたわけですが、

今回は、その禁忌を破ります。

それくらい、ショックが大きかった。


石田徹也という画家さんをご存知でしょうか。

先日ファンの方のコメントで知ったのですが、

こういった絵を描いている人です。

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心臓を握り締められたようなショックを受けました。

ウィキペディアで調べたところ、残念ながらすでに亡くなられた方だそうです。

生前から知っておけばよかったと後悔します。

僕の求めている作品の方向性に、非常に近いものを感じました。

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未分類 CM(3) 

無料音楽 DJミックス ラテンハウス
クラブDJ活動のお話をします。


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僕のDJネームは「deadzone(デッドゾ−ン)」といいます。

(はじめは「DJ YO」とか名乗っていたのですが
あまりにも普通過ぎるので
DJネームをつけたのでした)

deadzoneという言葉は、
敬愛するスティーブン・キング先生、彼の小説の作品名から拝借しました。


未来を予知することができる能力、それを発揮できる脳の領域がデッドゾーンである…、


そういう小説なのですが、

別に超能力を使えるになりたかったわけではもちろんなくて、

ただ単純に響きがよかったのと、
デッドとかデスとか死を連想する言葉を入れたかったのですね。

(そういや、
ジョジョの荒木先生も、キング作品からいくつかキャラクターの名前を拝借していていますね)

寄生獣のミギーのごとく「名前なんてどうでもいい」
なんてはき捨てることは僕にはできなくて、

DJネームとか、ペンネームとか、名前を考えるとき非常に悩みます。

自分の子供が生まれるときはたぶん一年くらい悩むだろうと思う。

思えば、「ぼくは16角形」とか「田中ようた」とかいうペンネームにはいまだに満足していないし、
この「deadzone」という名前をつけるときも、かなり悩んだのです。


凄惨な殺人事件のニュースや下世話な芸能人の離婚ニュースが
「視聴率」という金銭的価値で同列に語られてしまう、
資本主義のシステムの一面を狂っていると思うし、
根本的には憎んでいるものの、
それらすべてを否定してニートやホームレスになるのはかっこ悪くてイヤです。

「ニート」を選択することは、資本主義に負けることだと思うからです。

僕はなんとかして、資本主義をやっつけたい。足元にひれ伏させたい。

だからといって資本主義を破壊しようとか、マルクス主義に傾倒するとか、共産党に入ろうとか、
そういったことは考えませんでした。

この憎たらしい資本主義システムを「上手に攻略しよう」と思った。

そして、自分が得た富は、
大事な彼女や、
資本主義に関係のない自分の作品(同人誌なり自費出版なり)
に還元しよう、

と、こういう姿勢で現在はいるわけです。



資本主義社会に生きる限り、
人間も空気も歌もとにかく世界に存在する何もかもすべてが
「商品」なわけです。

もちろんこのブログも、僕も、あなたも、立派な「商品」です。

グッドウィルなど「人材派遣会社」では
人間という「商品」を流通させて媒介して金を得るわけで、
言い方は悪いですがそれは「人身売買」なのです。


広告コピーライターの佐藤雅彦さんがおっしゃっていたことには、
「商品名に意識的に濁点音を使うと効果が高い」とのことで、
たとえば彼の発表した作品の

ばざーるでござーる

は非常に強いインパクトを与えたのではないかと思います。
(今の若い子は知らないかな?ばざ〜るでござ〜る♪あのメロディ…)

その観点で言えば、デッドゾーン、(デとドとゾ)というのは
なかなかすばらしいのではないか、
こう思ったわけです。

(あ、今思うと「ジョジョ」も濁音だね)


話がそれたので本流に戻ります。


2000年、
ガロが廃刊になり、
アックスさんとイーストプレスさんに持ち込みをして丁重なお断りをいただいた2000年の夏、

すごく暑い日だった。

漫画家を目指すことをいったんやめました。

これは本当にやりたいことではないんじゃないか?そう思ったからです。

今まで書いた漫画は押入れの奥に突っ込み、
Gペンやロットリングなど、すべて捨てました。

それから7年後に再びペンを取って漫画を描き始めたわけですが、
その空白の期間をライターの鶴岡さんにも言及されました。
「ぼくは16角形は頭が狂って死んだ」と思っていた人は少なからずいたみたいです。

生きてましたよ。半分死んでましたけどね。
音楽ゾンビ。

だけど漫画を描いていなかったときのほうが精神的に安定していたようにも思います。

僕にとって漫画を書くということは心の内面を抉り取るような作業で、
余計に精神世界の深みにはまっていくだけだからです。




で、漫画をやめて、

その代わりに、クラブDJになろうと思ったのです。


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よく使っていたエイプのレコードバッグ。


でも、ああ、間違えたな。

2000年に戻って、僕に教えてあげたい。

本当は、芸人になりたかったんだろ?


まあその話は今回はおいときます。


だけど、「わざわざ、なぜDJを?ふつうバンドとかしない?」って思いますよね。

それは、
演奏するよりも聴くほうが好きだったからです。

基本的にDJというものは、スクラッチ云々よりも音楽の知識、
どれだけ音楽を知っているかがモノを言うのです。

だから僕のようなオタク的資質を持った人間には向いている仕事だ、と思ったわけです。

(本当はバンド活動がしたくて、ニルヴァーナのコピーバンドを結成したり、
ギターをかじったりもしてみたのですが、
バンドメンバーとの軋轢とか、メンバー集めがめんどくさくなってしまった。
バンドって、たいがいみんな「ギター+ボーカル」をやりたがるんだよね
あとギターと歌は、どうがんばっても才能ないと思ったからです)


ケミカル・ブラザーズやコ・フュージョンなどユニットで活動されている方々を除けば、
基本的に、DJというものは一人でする表現活動。
その点で言えば漫画家と一緒です。
(ただこのとき、DJという職業に
僕の苦手な「人間関係」がどれほど重要であったかは、
まったく知らなかったわけですが…)



2000年の夏、Gペンを捨てたのと時を同じくして、
アルバイトをして貯めた金を費やし、
テクニクスのターンテーブルを二台と、ミキサーを一台買いました。


ああ・・・



話が枝分かればかりして目的地につかない!

地図を持たない旅行のような文章ですが、
そのまま突き進んでみます。


何がいいたかったんだっけ?


そうだ、自分が作ったDJMIXを聞いてもらおうと思ったんだっけ。

みなさん、DJMIXってわかりますかね…?

クラブ文化には、ミックステープとか、ミックスCDっていう文化がありまして。

これは、DJのプレイを録音したもの、と考えてください。

DJを目指す人たちはみんなMIXテープやMIXCDを作ります。

もちろん僕も作りました。

これはかなり楽しいんですよ。

まるで自宅で作る手製ラーメンのようにシコシコ作れるからです。

MIXCDを作ることは、漫画を描くことに似ていますね。

部屋やスタジオにこもって一人で作業をする、という点で。

このブログから無料でダウンロードできるようにしておいたので、
よかったら聞いてみてください。

僕がやっていたジャンルはヒップホップではなく、
「ハウス」というやつです。
4つ打ちでドン・ドン・ドン・ドンと続く、
今で言う小悪魔アゲハ系の女の子が好きそうな、アレです。
ほか、APCとかラグシーとか代官山系のアパレルショップでもよく流れてます。

ハウスというジャンルも細分化されておりまして、
フィルターハウスからピアノハウス、ディープハウス、テックハウス、
エレクトロ、まあいろいろあるわけです。

その中で、僕は「ラテンハウス」というジャンルが大好きで
よく聴いていまして。
これは「ラテン音楽風味のハウス」を指します。

ラテン音楽は情熱的で、扇情的で、エロティックで…。
聴いていると心が沸き立ってきます。

クラブでDJをしたときもラテンハウスをよくかけていたのです。


まあ女でいうとこんな感じです。

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で、自分の膨大なライブラリからお気に入りのラテンハウスをまとめて作ったのが、このMIX、
「deadzone mixing 2/latin mix」です。

http://www.mediafire.com/?1dymy10m2zn


上記リンクをクリックして、「click here to start download」を選び、
保存先を選ぶと自動でダウンロードが始まります。

あとはファイルを解凍して、ipodなどで聴いてください。

itunesに入れるとき、曲順がずれちゃうかも知れないんで気をつけてください。
こういう音楽は流れがあるので、一曲目から聴いていただけないと意味がないのです。

【Deadzone Mixing 2】 Track List

1 Salome De Bahia / Outro Lugar(Deadzone Sueno Latino Pella mix)
2 Hardsoul / La Passion De Gozar
3 Key De Es / A Better Future
4 Everything But The Girl/Corcovado
5 Flights Of The Flamingos
6 Mondo Grosso / BLZ
7 DJ Disciple / Latin Love
8 Yolanda Wyns / I Know You,I Live You
9 Masters At Work feat.India / Backfired
10 Bibi / Summer

けっこう聴きやすい曲が多いと思うので、ぜひ聴いてみてください。

あー、長かった。一応目的地にたどり着いた。

マルクスとグッドウィルが出てきたときはどうしようかと思ったぜ。

あとは、
このミックスCDに添える短編小説を今から書きます。


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真夏の虐殺的セックス

タイトルだけ考えときました。
中原昌也さんの小説みたいなタイトルですねw

よしこのミックスの名前もそれにしよう。


音楽活動・DJ CM(1) 

さあ始めようか

さて…、





そろそろ始めようか。




ああ、そうだ。
俺もいい加減フヌけた動物漫画には飽き飽きしていたところなんだ。

お前もそうだろ?

切り裂いた頚動脈からほとばしる真っ赤な液体が見たい。そうだろ?
人間の苦しむ姿が見たい。そうだろ?
地獄の業火の中で焼け死ぬ人間が見たい。そうだろ?


お前もきっとそうだろう?

隠すことはない。
それは恥ずべきことじゃない。
もともと人間は、お互いに殺しあいたい動物なんだ。


本物の狂気をお前たちに見せてやる。

資本主義にまみれたクズどもはまとめて銃殺だ。
覚悟しろ。




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すいません。出版社への持込でストレスがたまってるのか、ずいぶん痛いこと書いちゃってますね。
暴力的な小説が書きたくなってきたので近日中にUPします。

未分類 CM(2) 


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